今週ご紹介いたしますのは、プラモデルの製作代行の作例になります。

もはや不朽の名作、スタジオジブリ製作の映画「天空の城ラピュタ」より、シータを助けるためパズーが駆った飛行器具、フラップター。バンダイより発売されておりますこのプラモデルを製作致しました。

お客様からのご要望は見本の通りに、シータとパズーのフィギュアには陰影・グラデーションをつけて立体感を出して欲しいとのことで、機械の持つ金属感としなやかな羽の透明感、使い込まれた質感を、フィギュアの方もて抜かりなく細かいところまで着色し仕上げました。パズーのフィギュアはフットペダルに脚がかかる形で、単体では自立しないため、撮影者の手で支えての撮影となりました。お見苦しいところでございますが、ご容赦を。全て組み上げてフィギュアを乗せると、羽の広がりもありなかなかのボリュームとなります。前傾姿勢のパズーやシータの髪のたなびき方など、風を切って飛ぶ様を感じさせる仕上がりです。

スタジオジブリの作品に登場する機械群はどれも独特の形をしていてその世界観を象徴しているように思えます。ラピュタのロボット兵やナウシカのガンシップ、紅の豚のサボイアなど、プラモデルや完成品で発売されているものもございますし、こういったものを眺めながら作品に思いを馳せるのもまた一興、ではないでしょうか。